ダムというと洪水調節、水資源の確保、発電などのイメージがありますが、ダムには様々な種類があり弊社が施工しているダムは
土砂災害の被害を減らすための「砂防ダム」といわれるものです。
砂防ダムはダムといっても貯めるのは水ではなく、砂や石や土などです。
川の上流からの土石流による災害を防ぐために渓流に設置する構造物で、土石流を食い止める働きのほか、土石を止めて渓流の勾配を緩やかにする働きや一度に大量の土砂が下流に流れ出ることを防ぐ働きがあります。
土砂災害は家や田畑やを壊し
人の命まで奪うおそろしい災害です。
山地を荒れないようにし、また荒れた山地を手当てして
下流の町や田畑を土砂災害から守る事を「砂防」と言います。
近年では2014年広島で発生した大規模な土砂災害の際に
砂防ダムの必要性が改めて強固なものとなりました。
弊社では広島の災害があった場所付近のダムの施工を中心に
ダム工事をおこなっております。
ダムを建設することは、
人々の安全を守る事だと思っております。
人々が快適な生活を送るためにダム建設は必要不可欠であり
ダム建設に欠かせないのが土木工事の存在です。
建設予定地の岩盤や地質などがダム施工に適しているかどうかなどを踏まえてダム建設計画を立てます。
それを元にダムや周辺施設の図面を作成します。
作業車や人の移動、資材の搬入などの為の仮設道を作ります。
山の中を整地し仮設道を作り、鉄の板を引き詰めて人や作業車などが通る道を作ります。
安全に作業をするために斜面を整地し施工をおこないます。
細かくは複数の工程に分かれますが簡易にお伝えすると
型を取ってコンクリートを流し打設し完成となります。
ダムの規模としては50メートル、高さ7〜10メートル程度の
ダムの施工が中心になります。
滋賀県東近江市杠葉尾町付近の降り積もった路面の雪を道路脇に寄せる作業です。
また路面の雪で出来た凸凹を削り路面を平らにします。
当社では除雪車を使い安全かつ円滑に作業します。